
美術とかアートに詳しくないから、美術館って駆け足で見て終わっちゃう。。美術館ってどう楽しんだらいいんだろ?
そんな人に
初心者でもおススメな美術館の楽しみ方をご紹介します。
この記事を読んでいただければ今までの倍、美術館を楽しめます。
目次
- 有名作品を楽しむ
- 自分の好きな作品を探す
- 2つの距離から作品を楽しむ
- 作品の年代を見て楽しむ
- 美術館の音声ガイドを借りる
- 美術館の椅子に座って休憩してみる
- 美術館の建物も楽しむ
- 美術館のカフェを楽しむ
有名作品を楽しむ

その美術館のメインとなっている、有名作品をまず楽しみましょう。
教科書や雑誌で見たことがやるような、作品を実際に見るとやはり感動します。
海外の美術館に展示されているような有名な作品は、次いつ見られるかわかりませんので、そのチャンスを大切に楽しみましょう。
自分の好きな作品を探す
有名な作品以外にも、美術館は素晴らしい作品であふれています。
世界観やテーマ・モチーフ、色彩、技法、構図など好みは人それぞれです。
自分が欲しい!と思う、好きな作品を探しながら美術館を回ると楽しいです。
好きな作品が見つかったら、同じ作者の作品を探しながら見て回りましょう。その作者の作品の特徴や、製作年代による作風の変化などを見て回ると面白いです。
2つの距離から作品を楽しむ
美術館に行くと、作品の目の前数十センチから作品を見て回っている人が多くいます。
是非、「離れた位置から見る」「近くで見る」両方から作品を見てください。作品が2倍楽しめ、その素晴らしさがよく分かります。
作品を離れた場所から見る

作品から少し離れ、作品全体を見れる位置に立って鑑賞しましょう。大きい作品は2-3m離れた位置に立って全体を俯瞰できる場所がおススメです。
作品全体を見ると、構成や雰囲気などを感じられます。作品も全体を見て楽しめるように作られています。
作品を近くで見る
作品に近い位置では、筆づかいや色や重なりなどを見たり、細かく描かれている箇所の繊細な技術などが楽しみます。
作品の年代を見て楽しむ
その美術館に多い作品の年代を事前に調べ、その時代の歴史や美術について、事前に簡単に学んでおくとより楽しめます。教科書レベルの概略的なもので十分です。



ちょっと情報が加わっただけで、作品を見て感じることも豊かになります
美術館の音声ガイドを借りる

音声ガイドで「どのような背景の中で作品が描かれたのか」「作品の見るポイントがどこか」などを知ることで、その作品がより楽しめます。
事前に作品について学ぶのはハードルが高いので、音声ガイドを利用してみて下さい。
作品を見て、自身がどのように感じるかも作品を見る上で大切ですので、
『フラットに見る』+『音声ガイドを聞きながら見る』の2ステップで見ることをおススメします。
美術館の椅子に座って休憩してみる
作品が飾られている空間に、ソファや椅子が置いてある美術館があります。休憩を兼ねて、ソファに座りながら作品を眺めてみて下さい。
作品を保有していた人の目線で作品を楽しめます。自分の家に飾れることは生涯ないと思うので、美術館で疑似体験してみましょう。
最高に贅沢な鑑賞方法です。
美術館の建物も楽しむ
建物が歴史的建築物という美術館では、建物・部屋の空間を含めて作品です。
室内の内装に合った作品が飾られていますので、室内の雰囲気と合わせて作品を見て行ってください。
現代建築の美術館も、世界的に有名な建築家が設計しています。
奇抜な外観の建物や、室内の空間の作りにこだわった建築も多く、建物自体が芸術作品となっているので、その視点でも美術館を楽しめます。
美術館のカフェを楽しむ

美術館にカフェが併設されている場合も多いです。美術館は建物もこだわりの建築となっているので、その中にあるカフェもおしゃれです。
その空間、見た作品の余韻に浸りながらカフェ。とっても贅沢な気分になれますよ。
最後に
素晴らしい美術館が国内・海外にたくさんあります。日本でも有名な作品の展覧会なども多く開催されています。
美術やアートに触れるチャンスはたくさんあります。この記事を参考にしながら自分なりの美術館の楽しみ方を見つけてみて下さい。
知れば知るほど美術・アートは楽しく、豊かな視点を与えてくれます。
